日本ファインセラミックスが「窒化ケイ素の高性能化」を推進との発表が化学工業日報にありました。放熱性が高まるようです。放熱性の向上は今、大きなテーマとなっています。燃料電池、LEDなど、放熱性が高まることで、技術開発が高まるテーマはたくさんあります。その中でも、窒化アルミが、他の素材を一歩リードしています。
日本ファインセラミックスがこの度開発した窒化ケイ素は、従来製品と比較して、熱伝導率が5倍とのこと。一部で窒化アルミと競合する用途も出てくるかも知れません。素材面での競争力の向上は、低コストでの量産化を実現させ、技術開発を推進します。今後、この素材を使用した新しい製品が誕生してくるのが楽しみです。