長瀬産業がデジタル捺染システムを開発したとの発表がありました。インクジェット方式のようです。捺染といえば、その名の通り染料と思いますが、このシステムは顔料インキを使用しているとのこと。顔料インキで直接繊維に色をつけることができるというのは画期的です。アパレル製品にしても、工業製品にしても、単品からのデジタル生産ができることになります。デザインをパソコンで送ったら、翌日には、自分がデザインした製品が自宅に届く、というビジネスモデルや、車のシートを自分の好きな柄に簡単に変更できてしまう、というビジネスモデルが、一般的に普及するような予感がします。