アメリカの化学大手、ダウが、中国で冷媒原料を生産する合弁会社を立ち上
げることになりました。合弁相手は、中国化学大手の浜北集団です。
パークロロエチレンは、自動車用や業務用冷媒として、中国で生産が伸びて
います。私が注目しているのは、ダウの合弁パートナーが中国3大メジャー
ではない点です。これまで、シノペックなど、中国の3大メジャーは、ダウ、
BASF、三菱化学、三井化学などと合弁会社を設立してきましたが、今回は、
国営とはいえ、ケミカルメーカーです。これまで、中国のケミカルメーカーは、
ノーチェックでしたが、これからは、要チェックですね。