旭硝子は平坦度の高いガラスを効率的に生産できる特徴をもつフロート法で、
0.1ミリの厚さのガラスを開発しました。0.1ミリという薄さは、軽量化や
ディスプレイの薄さでけではなく、柔軟性も生みます。ディスプレイの様々な
新しい可能性を生み出す、画期的な発明です。ガラスとフィルムの機能性の
役割分担が進んでいますが、その一方で、従来はフィルムの領域に、ガラス
で実現できるくらいの、技術が確立されてきました。我々透明コンパウンド
メーカーにとっても、常に新技術を追い求め、フィルムでも新しい世界を実現
していく必要性を改めて感じました。