日本経済新聞に「LGディスプレー、有機ELに2,200億円投資」との発表
がありました。テレビ用と思われます。サムスンも大型投資のタイミングを
探っているとのこと。研究開発では日本陣営が先行しており、OLEDの色素
は日本メーカーが圧倒的に強いはずです。しかし、量産の段階で、韓国勢が
台頭してきました。有機ELは、自ら発光するので、ディスプレーのより薄型化
が可能になるうえに、フレキシブルなディスプレーも実現します。その一方で、
大型化が課題であり、テレビ用への量産化には課題が残っていました。「14
年下半期にも量産を始める方針」とのこと。地デジへの移行で、液晶テレビは
ますます価格下落が進んでいますが、有機ELが、液晶テレビにとってかわる
時代がくるのでしょうか?