「ソニー 紙利用のバイオ電池」

(2011/12/26)

 ソニーが不要になった紙を利用して発電するシステムを開発しました。紙に含まれるセルロースを分解してブドウ糖にし、その後の化学反応によって電気エネルギーが発生するとのこと。こういった身近なものをつかった発電技術を開発する事例が増えています。ユニークな印象ですが、実は、これらすべて、エコの動きです。身近なものをゴミとせず、有効にエネルギーに変えていく、こういったことで実現するエネルギーは、ごく微小です。原子力発電所が1台止まった分を取り返すことは到底できません。しかし、国民全員で取り組めば、大きなエネルギーになります。世界を代表するソニーのこの発明は、こういった社会を夢見ているように感じてなりません。

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